【総評】
セメント系ドロ煮干し、塩辛さMAXの超上級者ラーメン
平日夜。今日は終日強い雨。
条件が悪い日こそ、気になっているお店に行きたくなってしまう。
(これもラーメンオタクあるあるかもしれない。)
ふと思い立ち亀戸へ。
時刻は19時ちょっと前。
亀戸餃子も今日は空いている。
これは、お目当ての店も行列が無いかもしれない。期待が膨らむ。
今日はこちらへ初訪問。
亀戸横丁
の中にある
亀戸煮干中華蕎麦「つきひ」
2018年のオープンながら、煮干し界で存在感を発揮している有名店である。
亀戸横丁へ入ると通路を挟んで、飲み屋が続いており、
通路を奥へ奥へ進んでいくと、右奥最深部にあるお店。
事前情報無しではなかなかたどり着けない(汗)
カウンターは8席ほどに対し、先客は4名。
やった狙い通り!
早速券売機で購入
濃厚蕎麦(900円)+和え玉(200円)をチョイス。
(和え玉があるため、大盛は無い点注意)
ここの濃厚蕎麦のウワサを聞きつけてやってきた。とにかく濃厚とのこと。
七彩の煮干しといい、最近煮干しも得意になってきたという自負心もあり、
今回は勇気を持ってチャレンジ。
券売機横には
「当店の濃厚蕎麦はかなりハードな仕上がりとなってます。(塩分も高め)濃い煮干しがお好きな方はどうぞ」
「スープを薄めることはできません。(スープ割はできません。)」
とのこと。これはかなりの上級者向けだ。(緊張)
券売機横にコップ。給水機があるため、セルフスタンバイし、時を待つ。
(和え玉をチョイスした場合は、和え玉の食券が、カウンターに置かれたままとなる。風で飛ばないよう、カウンター上のクリップで固定するのがルール。)
待つこと5分。着丼。
濃厚蕎麦(900円)+和え玉(200円)
ドス黒い。。一目見ただけでヘビー級の戦闘力を持つことはスカウターを使うことなく分かる。
【スープ】
スープをレンゲに取ろうとする。
ムムッ!?レンゲを沈めても表面張力でレンゲの中にスープが入ってこない。
かなり沈めたところで、どろっとしたスープがゆっくりとレンゲに入る。
いよいよスープを味わう。
強烈な煮干し。否、煮干しを丸ごとかじるより濃厚だ。
否、煮干しを超越して、何か別のビターな旨みに昇華していると思えるほど。
ただ濃縮しただけではなく、何かひと手間加えた濃縮をしているのだろうか、初めての味わい。
セメント系。誰が命名したかは存じ上げないが、絶妙なネーミングだ。
超ヘビー級の旨み濃縮ドロスープを指す、これ以上ない誉め言葉だ。
【麺】
麺は、中細系の低加水ポキポキ麺。コシは申し分なく、スープに負けないような噛み応えがある。
スープ同様に、こだわりが感じられ好印象。
【チャーシュー】
2種類のうち、まずは低温ロースト豚を味わう。
低温ロースト豚は少し硬い店が多い中、これは簡単に噛み切ることができる。美味しい。
ワインのお供に、、なんて考えてしまう。
そして何より甘い。
おそらくこの感覚は、濃厚スープの塩加減から自然に甘く感じるよう誘導されている。何とも美しい動線。
もう1種の鶏チャーシュー。
こちらも柔らか。一見、鶏チャーシューは淡白になってしまう要素も持ち合わせているものの、
少し洋風な味付けをしていることも相まって、物足りなさは感じない。
こちらも見事な動線。
煮干しのパンチと塩辛みを感じつつ、チャーシューで甘みを感じ
双方楽しんでいると、麺が半分ほどに。。。
ここで必殺呪文「和え玉お願いします。」を唱える。
2~3分ほどで和え玉、着丼。
【和え玉】
麺に魚粉(煮干し由来?)玉ねぎ・細かくカットされたチャーシューがトッピング。
かき混ぜ食べてみると、こちらは甘い。どうやら麺に味付けがされているようだ。
甘みを味わった後は、再び濃厚汁の中へ。
すると、先ほどの濃厚蕎麦の味わいをリピートすることができる。
そのまま食べたり、濃厚汁へ浸したり、自分流に楽しんでいると、、、
あっという間に間食。
ごちそうさまでした。(写真撮り忘れ。。)
店員さんの感じが非常に良く、また来たいと思えるお店でした。
(違うスープも味わってみたい。)
【総評】
セメント系ドロ煮干し、塩辛さMAXの超上級者ラーメン
【店舗情報】
コート掛け:有(ただし、ハンガーは2つほどのみ)
荷物置き:有(カウンター下に小さい棚有)
椅子:背もたれ無
紙エプロン:無
水:セルフ(券売機横)
レンゲ:セルフ(カウンター上)
BOXティッシュ:有(カウンター下の小さい棚に配置)
【以下、食べログHPを引用】
↓ブログのランキングに参加しています。もし宜しければ、クリック頂けると1票入るため、励みになります。
にほんブログ村
この記事へのコメントはありません。